潜在看護師でいろんな理由があって気がついたらすごいブランク!なんて少し焦っていませんか?。
このまま看護の仕事に戻らなかったら、もう、看護師として働くことができなくなのではないか。
せっかく目指して取った資格なのに。看護の仕事も好き。経済的にも、社会的にも自立したい。
でもブランクが1年、2年・・・10年・・・。
もう無理かもしれない。そんなふうに感じていませんか?
子供にも手がかからなくなり、看護師としてまた仕事に復職したいと思っています。でも、ブランクも大きいし50代からの復職には色々不安があります。
そうですよね。体力・知識・看護技術などいろんなことに不安を感じますよね。
ジャムさんはブランク20年からの復職ですよね?
はい。50代からの復職でした。正直かなり勇気がいりましたよ。
10年、15年、20年。看護師だったことすら遠い記憶の中に沈んでしまったように思えても看護師国家資格はもう一度看護師としての仕事を与えてくれるのです。
看護師国家資格はなくなりません。だから”焦らなくていいんだよ。”と言えるのです。
復職はタイミングがあると思います。
看護師の知識と技術はいろんなところに役立ちます。もちろん、家庭の中でもです。
そして、仕事として再開したい方は焦らず、自分のペースで決めていいのです。
なぜか?20年の潜在看護師から復職できた私が思うことをお伝えします。
潜在看護師から復職したタイミングとは
潜在看護師から復職した時期はコロナ感染症が猛威を奮っている2021年3月でした。どのような経緯で復職したかお話します。
時はコロナ禍。メディア等で潜在看護師の情報が流れていました。
また、現役看護師の仲間たちの奮闘ぶりも耳にしていました。
でも、私は20年もブランクがある。もう、無理だと思う。
でも、何か自分でもできることがあるかもしれない。
この二つの気持ちで揺れ動いていました。
コロナの最前線は無理かもしれない。だけど後方支援ならできるかもしれない。
過去にとらわれず、今の自分ができることをやればいい!と思いました。
そして、以下の文章がSNSを通して、私の目に飛び込んできたのです。(日本看護管理学会の声明)
国民の皆様にお願いいたします。
・皆さまには、ご自分の健康と医療現場を守るため、なお一層の慎重な活動をしていただきたい。
・医療専門職として、感染予防には留意しております。私たちを偏見の目で見ることはやめていただきたい。
・また、もしも一旦仕事から離れている私たちの仲間が、看護の仕事に戻ってこようと思うときには、周囲の方にはぜひご理解いただき、この窮状を救う意志のあるナースを温 かく送り出していただきたい。ナースは、コロナウイルス感染患者の最後の砦です。ご協力をお願いいたします。
日本看護管理学会
そうだ。看護師として、もう一度頑張ろう。誰かの役に立てる自分になろう!と思いました。この時点ですでにブランク20年でした。
それでも20年のブランクからの出発は見えないことだらけ。
不安しかありませんでした。
そこで色々調べていたら看護師求人サイトの看護roo!でピッタリな漫画に出会うことになったのです。
広田奈都美さんという漫画家さんにはこの後ずっとお世話になっています(ファンになって、私個人が勝手に思っているだけですが・・・笑)
漫画でわかりやすく復帰までの話が書いてあります。
16年のブランク。私より短いけれど結構親近感を持ちました。
①39歳まで専業主婦。夫が病に倒れ生活のために働き始める。SHIBUYA109のアパレル店長。その後居酒屋を開業。その後ドムドムへ入社し、わずか9ヶ月で社長就任された藤﨑 忍さん。
前向きでパワフル。努力を惜しまず楽しんで仕事をされているように感じました。その裏側では相当の努力をされてきたんだろうな・・・と、前向きに考える力をいただきました。
②47歳で”給食のおばちゃん”からスタート。その後カフェテリアマネージャー(タイ)、会員制クラブの電話受付アルバイト(日本)その後ANAインターコンチネンタルホテル東京に入社。勤続3年で営業開発担当副支配人。そして5つ星+のラグジュアリーホテルに勤務された薄井シンシアさん。
50代専業主婦の声泣き声を誰が受け止めてくれるのか?この書き出しに「そうだ!」と思ってしまいました。
専業主婦ってすごいんだから・・・と心の中で呟きながら社会の第一線から離れてしまっているような気持ちも薄々感じていたので。
50代からでもキャリアは積める。そんな勇気をいただきました。
③女ひとり、働き、暮らす14の実例集
40〜60代の「これまで」と「これから」
人気ブロガー&インスタグラマーなどの実例が写真と文書でわかりやすく解説されています。
97歳・現役看護師の「仕事がある限り働き続ける」生き方
88歳で介護施設に就職、今も週1〜2会勤務・・・。
驚異的だと思ってしましました。戦中から看護師として働き現役の97歳。池田きぬさん
利用者さんが自分より若い。
もう、凄すぎて復職するか悩んでいる自分がちっぽけに感じました。
私が最も有効に活用したのがe-ラーニングです。かなりのボリュムがあります。
でも、ブランクがあるので最低でもこれだけはやろうと決めてやり切りました。
最近の看護の知識と技術をテキストと動画で学べてイメージがつきました。
学んで大正解。ちょっぴり自信もつきました。
その他に訪問看護やデイサービスに興味があったので読んだ本を紹介します。
①訪問看護編(森本陽子さん)
訪問看護ステーションの経営、看護学校の非常勤講師、インキュベクス株式会社(コンサルティング会社)の顧問など、看護事業から経営に関する分野まで多岐にわたって活躍。
訪問看護認定看護師、ケアマネージャー。
そして、広田奈都美さんの漫画です。
訪問看護のリアルが目で見てわかるお話2点のご紹介です。
いつ読んでも泣けます。
②デイサービス編
私の勤めている職場も載っています。
③介護保険の知識もあった方がより働きやすい。2冊紹介
1冊目は家族が読んでもわかりやすい。
2冊目は専門職として読んだら良い本
私のおすすめNo.1は看護roo!です。
他にもオススメ看護師求人サイトがあります。
さあ!いよいよ復職です。ワクワク、ドキドキ、不安もいっぱいだけど勇気を出して進んでみたからわかる、新しい世界と自分に会えます。
「ブランクナースは復職が難しい」の声に、惑わされない。
復職するにあたり、どうしたらいいのか様々検索して回りました。
看護師の転職や復職についていろんなブログ記事を目にしてきました。
ブランクがあると知識や技術、体力など現実問題厳しい。以前のようには働けない・・・など。
そのようにネガティブに書いてある文章も読んできました。
それとは真逆に、そのような条件がある潜在看護師がどのようにしたら復職を可能にできるのか?
そこを掘り下げて書いてある記事も目にしてきました。
私は、後者のどのようにしたら復職できるのか?
できないこと、不利である様々な条件をどうしたら克服できるのか?に目を向けるべきだと思っています。
それぞれ復職のタイミングがある
何を今一番優先にしなければならないのか。
それは、個人個人で違っています。
- 経済
- 子育て
- 介護
- 家庭
- 夫婦仲
- 地域の役割
- 他職種就業の有無
私の場合は介護がなくなり、子供たちも社会人となり、地域での活動もコロナ禍であまり活発ではなくなったその時がタイミングでした。
希望としては
- 短時間勤務
- 経験していたデイサービス
- 家から車で15分以内
- 希望の時給
- 扶養の範囲内
- ブランクのサポート体制がある
などの条件に見合うところを転職サイトで探してもらいました。
どんなにブランクがあっても大丈夫
例え、どんなにブランクがあっても大丈夫です。なぜなら看護師の国家資格があるからです。
頑張って看護師の免許を取得しましたよね。看護学生の時に、もう辞めたい!とかあの指導者さん嫌い!とか看護計画で悩んだり、私は緊張しすぎて最初の実習で倒れました。笑 今では良い思い出です。
そうやって、苦労して得た看護師資格です。
これがあるかぎり、大丈夫です。
まとめ
ネガティブな情報はあくまでも参考程度に受け止めるべきだと思います。
自分にあった職場は必ず見つかるからです。
看護師仲間の紹介もあるでしょう。転職サイトを使うのも良いと思います。
SNSのつながりもあります。
私は20年ぶりの復職だったので転職サイトの存在がとても大きかったです。
履歴書の書き方、面接の仕方、服装など細かく教えていただきました。
今の状況がわからないくらいのブランク期間があったので。
それも、合う、合わないが人それぞれですので、自分で時間を費やしながら探っていくのが良いと思います。
あせらず、自分の気持ちに寄り添いながら決めていきましょう。
\ ブランク看護師求人 /
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