◎看護師求人サイトの利用したくないので、それ以外で仕事を探す方法を知りたい。
◎復職するまで時間があるので自分の納得いくまで調べたい。
そんなあなたに自分で看護師の仕事を探せる方法をお伝えします。
潜在看護師20年から復職して、現在も看護の仕事に従事している私が実際に調べてみた・やってみた仕事の探し方をお伝えします。
自分でしっかり見定めて決めていきたいですね。
看護師の仕事を看護協会から探す方法
直接出向いて相談する場合
各、都道府県別にナースセンターがあります。
ここに連絡をして対面で相談します。日程が決まっているところ、電話で事前予約が必要なところなどありますので確認をお願いします。
ネットで探す場合
都道府県看護協会による無料職業紹介事業 eナースセンターにアクセス。
「求職者(看護職)の方のご登録」ボタンをクリックし、必要事項を登録
ログイン後、プロフィールを登録。「求職票」ボタンをクリックし「新規求職票登録」で希望条件を登録します。
登録した求職票に基づき毎週日曜日の夜間に自動マッチングを行います.。
求職者(看護職)ポータル画面に一覧表示します。
・自動マッチングした求人の一覧から求人票番号をクリックし求人を検討する。
・求人情報を検索をクリックし条件を変更して求人票の検索をする。
・地図を利用しお住まいの住所、最寄り駅に近い求人情報を検索する。
*直接応募の場合・・・「システム応募」をクリックし、自己PR等を入力し求人施設へ応募します。
*ナースセンター経由で応募の場合・・・コンタクト詳細画面の「紹介応募」をクリックし応募を行います
採用が決まった場合は、求職票の抹消及びユーザ情報の更新を行い就業活動を停止します。
これは、保健師・助産師・看護師・准看護師の免許を持ちながらその仕事をされていない方に、連絡先等の情報をナースセンターに届け出ていただく制度です。(2015年から「看護師等の人材確保の促進確保に関する法律」によりナースセンターに届け出る「努力義務」になりました)
届け出た看護職が個人のIDでログインし、マイページを開くことにより、お住まいのナースセンターの最新情報(相談会、研修などの企画)を確認することができます。『とどけるん』
いろんな情報が収集できるので活用しました!
看護師等の届出サイト「とどけるん」日本看護協会
- 私のまちのナースセンター
全国各地にある都道府県ナースセンターの復職支援や職業紹介などのサービスについてご紹介します。
あなたのまちのナースセンターがどこにあるのか、どんなことをしているのか、ぜひご覧ください。- 私の復職ストーリー
家庭や進学等いろいろな事情で離職していた看護職の方が、復職に至るまでのいきさつや今の生活について、ご本人のインタビューを通じてご紹介します。- 看護のお仕事いろいろ
現在、看護職の仕事は、病院での時短勤務や、訪問看護ステーション、企業など専門知識を生かして様々な業種、雇用形態で働くことができ、勤務形態も勤務場所も多様化しています。そんな職場の最前線をご紹介します。- 都道府県別コンテンツ
各都道府県看護職対象の情報に加え、再就職、Uターン・Iターンに関連したサイトをご紹介します。
移住・定住・体験・まちおこし 日本各地の情報をぜひご覧ください。
看護師の仕事をハローワークから探す方法
ハローワークはどんなサービスがあるの?
ハローワーク(公共職業安定所)は地域の総合的雇用サービス機関として、職業紹介、雇用保険、雇用対策などの業務を一体的に実施しています。看護師の求人の取り扱いも多数あるため、看護師復職にも利用できます。
ハローワークでは直接出向いて相談することも、ネットサービスを利用することも可能です。
看護職員の採用活動に関する取り組みの報告を見てみると以下のようになります。
看護職員の採用活動に関する取り組みは、「ホームページ・採用サイト・SNS を活用 した求人活動」が最も多く 84.3%、次いで「ハローワークの活用」が 80.9%、「都道府県 ナースセンターとの採用の相談、連携」が 58.1%であった。
日本看護協会調査研究報告 No.95 2020
ハローワークの活用がホームページ・採用サイト・SNSを活用した求人活動とあまり違いはないほど利用されています。
無料で以下のサービスを受けることができます。
- 国が無償で支援を行う職業の紹介
- ハローワーク(544所)の全国ネットワークによる支援実施
- 地域密着型の就職支援を実施
- 相談窓口における相談
- 職業訓練に関する相談
- 履歴書の書き方サポート
- 面接対策
- 紹介状の発行
かなりの方が利用されているのがわかりました!
公的施設なので安心感がありますね。
ハローワークを使うメリット
- 国の機関なので病院や施設との利害関係がないので中立な立場で求人を探せる
- 担当者もノルマなどがないため、無理に求人を勧めたりすることがありません。
- 求人数が多い
- 地域に密着した求人が多い
- 大手の転職サイトには求人を出さない地元の中小企業の求人がある
- 公的機関の看護師を募集する求人が多い(国立病院・市町村や県立病院・保健所・地域包括支援センターなど)
- 就活セミナー・面接トレーニング・就職説明会などの企画がある
地元密着型の仕事や公務員的な求人があるんですね!
そうですね!それから大手転職サイトには出ていない
求人も多いです。
利害関係がないため無理に求人を勧められることがないのも
ポイントですね!
ハローワークを使うデメリット
- 病院や施設などの内部事情までは把握していない
- 相談員の対応はそれぞれである(相性の良い・悪いもある)
- 看護師転職に特化した専門的サポートやアドバイスは受けられない
- ブラックな企業の求人が紛れ込んでいることがある
- 求人情報に嘘がある場合がある。
残念なことに虚偽の求人があります。
医療、福祉…………………..740 件
卸売業、小売業…………… 609 件
サービス業(他に分類されないもの) ………… 460 件
令和3年度 ハローワークにおける求人票の記載内容と 実際の労働条件の相違に係る申出等の件数
医療関係で嘘の求人が最も多いなんて
ちょっとショックです。
もちろん虚偽の求人は全てではありません。
ただ、条件が違っていた!なんてことがあるので
しっかり確認しなくてはなりませんね。
看護の仕事を友人・知人から探す方法
現職の看護師仲間から仕事がないか聞いてみる。
看護師不足がある中で友人からのお誘いはありました。産休に入る人の代わり、事業拡大にともなう募集などもありました。
「訪問看護」「デイサービス」「特別養護老人ホーム」「クリニックの外来」などの声がかかりました。
友人・知人の紹介なので職場の状況が詳しく聞けるのがメリットです。特に人間関係やお給料の面では事前に知ることができるので良いかと思います。
ただ、面接を受けて断りずらかったり、一度入職した場合、やっぱり合わないからと言ってすぐに辞めることは紹介者の手前、難しい感じがします。
看護の仕事をSNSから探す方法
今はこの方法で探す方が多いのではないでしょうか?
もちろん私もその一人です。InstagramやTwitter、Facebookなど。情報はとっても豊富で画像や動画を見たり。
事業所の雰囲気や管理者の人ととなり、スタッフの状況などもわかって便利だと思います。
このSNSを使っての求人も多いですよね。私も実際にSNS経由で仕事をしてみました。
どんな求職活動もメリットデメリットがありますよね。
では、SNSを使っての求職活動はどんな様子なのでしょうか?
SNS使って良かった!看護師求職活動。
- リアルタイムで求人先から質問・問い合わせについて返事をいただける。
- 実際の職場状況を確認できる(画像・動画など)
- 管理者(代表者)の思いがわかりやすい。
- 看護師仲間が増える
SNS情報に惑わされる
- 良い情報ばかりが多い(悪い点がわからない)
- 求人側はお金をかけないで人材を確保できる。(これがデメリットとは言いませんが悪質な事業所もあります。お金をかけずして求人できるので)
- 事業所の良し悪しの見極めが難しい
自分でしっかり見極めることが大切
どの求人方法でも同じことが言えますが、SNS情報だけをうのみにすると、SNS独特の『キラキラ感』に惑わされることになります。
しっかり話を聞く、施設内の見学もさせてもらうなど工夫をしていく必要がありますね。
自らの失敗から以下のことをチェックして復職先を決めるのが良いと思いました。
看護師の仕事を直接探す方法
気になっている医療機関等がある場合はそのホームページの求人欄をチェックする。
結構の割合で求人募集されていることがあります。そこで分からない点があれば担当者に電話やメールで問い合わせすることができます。
また、地域で選びたい場合は「地域名 病院 看護師求人」とか「地域名 介護施設 看護師求人」などと検索しても出てきます。
もっと具体的に検索する場合は「訪問看護」「デイサービス」「クリニック」「外来」などど細かく働く条件を入れると良いかと思います。
情報収集する意味でも一度、現在の看護師求人がどのようになっているか見るのはおすすめです。
ただ、全て自らの判断で就職先を決めて連絡をし、面接、就業の有無を連絡する。もちろんアフターフォローなどもないのでこれらのことを全て行う意思の強さと行動力が必要です。
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