潜在看護師から復職しようと思ってるけど、どんな仕事がいいの?
そんな人のために、潜在看護師20年でも復職できた私が、潜在看護師が働きやすい仕事を紹介します。
今回ご紹介する職場は、患者さんとしっかりコミュニケーションを取りながら働きたい、地域の人のために働きたい人にぴったりな職場です。それは、クリニックです。
クリニックには定期的に通院される患者さんが多く、信頼関係を築くことができます。
そんな患者さんが元気になっていく姿を見たとき、悩みに耳をかて向ける時、看護師としてのやりがいを最も感じる瞬間ではないでしょうか。
それでは看護師としてどんな風に仕事をするのか、ご紹介します。
◎クリニック(診療所)とは、入院施設がない、もしくはあっても19床以下の医療機関のことです。
クリニックで働く看護師の仕事内容
- 問診、バイタルサイン測定
- 検査の説明、治療の補助
- 採血、注射、点滴の対応
- 心電図の測定、レントゲンの現像など
- 使用した医療器具の洗浄、消毒
- 薬品・備品の管理、発注
- 診察室の清掃
- 受付・案内・電話応対(受付担当者がいない場合)
- 清掃
専門分野によって大きく異なります。
例えば・・・
・心臓血管外科専門医のクリニックであれば、心臓カテーテル検査の介助や術後の管理。
・消化器外科専門医のクリニックであれば、上下内視鏡の介助などが業務に含まれます。
クリニックで働く看護師のメリット
- 仕事とプライベートが両立しやすい
- 自宅から近い場所で職場を探しやすい
- 業務の負担が比較的小さい(病棟のような看護技術を必要としない場合が多い)
- 夜勤・オンコール対応が少ない
- アットホームな雰囲気
- 研究発表や委員会がない
- 幅広い対応力が身につけられる
- 日勤のみ&曜日固定休で働ける
クリニックで働く看護師のデメリット
- 人が少ないので有休が取りにくい
- 知識や手技を生かす場が少ない
- 人が少ないので人間関係で問題が起こってしまった場合に逃げ場がなくなり辛い
- 病棟に比べると給与水準が低いことが多い
- 1人あたりの業務量が増える可能性がある
- 看護師としてのスキルアップは難しい
向いている人
- アットホームな雰囲気の職場が好き
- 協調性を発揮しながら仕事を進めることに喜びを感じる
- 自分の担当外の仕事もてきぱきとこなす能力がある
- 日勤のみで働きたい
- 休みの曜日が決まっている方が、予定の見通しが立てやすく助かる
- 給料が多少安くなっても、プライベートを大切にしたい
向いていない人
- 看護師としてのスキルアップを目指したい人
- 少人数の人間関係が苦手な人
- 協調性の無い人
- これも看護業務?と思ってしまう人(雑務が多い)
- 点滴・採血が苦になる人
クリニックで働く看護師の必要なスキル
- 基本業務をひとりでこなせるレベルの経験
- 高いコミュニケーション能力
- 広い視野を持って業務に取り組める人
- 責任感をもって業務に取り組める人
- 臨機応変な対応ができる
- 点滴や採血の技術
まとめ
面接はクリニックの経営者である医師と行うことになるケースが多いです。その場でできるだけたくさん質問をして、医師の人となりを知っておくことも大切です。
私が以前転職した際にクリニック勤務しましたが、そこは比較的細かいことまで指導してくれる看護師がいたのでやったことのない看護技術も教えていただくことができました。
そのような部分もしっかり確認できれば不安なくスタートが切れると思います。
地域の方と繋がりを持って一人一人と信頼関係を気付けますね!
地域密着型でやりがいがあります!
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